黒ずみの治療

ビキニライン、デリケートゾーン、乳首、乳輪、わき、肘、膝などの黒ずみ・色素沈着で悩まれている方は非常に多いです。黒ずみの治療方法はまず、原因の除去です。
ただ、原因がわからない黒ずみや一度できた黒ずみは自然には治りません。
当院では、ご自宅で治療でき、扱いが簡便なセルファーマHQスティックをおすすめしております。

黒ずみの原因

黒ずみの原因はたいてい肌への慢性的な摩擦です。まず、この原因(摩擦)を取り除くことが大切です。
毛の処理をかみそりなどでご自身行っている場合は、早めに医療レーザー脱毛をおすすめします。

ただ、顔の皮膚と違って、ビキニライン、デリケートゾーン、わき(脇)、ひじ(肘)、ひざ(膝)など手足の皮膚は非常にデリケートで、一度できてしまった黒ずみや色素沈着が自然にはなかなか取れません。
黒ずみを少しでも薄くしたい、消す方法で悩まれている方におすすめするのが、セルファーマHQスティックです。

黒ずみ治療にはセルファーマHQスティック

セルファーマHQスティックとは

セルファーマHQスティックは医療機関でしか購入できない医療用化粧品(メディカル化粧品)です。
セルファーマHQスティックには、漂白効果と皮膚細胞の活性効果があるハイドロキノン・ビタミンA(トレチノイン酸)が含まれています。
従来の治療方法ではハイドロキノンとビタミンAの2種類の軟膏を使用する必要がありましたが、セルファーマHQスティックでは軟膏の塗布を簡便にした1本のスティックとなっておりますので、使用しやすく継続しやすいのが特長です。
1日2回黒ずみが気になる部位に塗りますと、約1か月間で通常効果が現れます。しっかりとした効果と持続性を保つために、3か月間の継続使用をおすすめしております。
セルファーマHQスティック1本で約1か月間ご使用になれます。

セルファーマHQスティックと他の治療方法との違い

「黒ずみが取れる」と広告している製品はたくさんありますが、いずれも効果が弱いものばかりです。
当院で処方する黒ずみ専用メディカル化粧品は、「ハイドロキノン」と「トレチノイン酸」が含まれた医療機関専用のメディカル化粧品です。
医療機関専用のメディカル化粧品と他との違いは、効果がまったく違う点です。
セルファーマHQスティックなら、効果的に「黒ずみ」が薄くなります。

また、以前は「ハイドロキノン」と「トレチノイン酸」とさらに「ビタミンC」の塗り薬を別々に塗る方法でした。
これは、もちろん効果がありましたが、何種類もの薬を時間をかけて塗る必要があり、これを毎日2回続けることはかなり根気が必要なことでした。
当院が提供する黒ずみ専用メディカル化粧品「セルファーマHQスティック」は必要な薬品がすべて一つに含まれていますので、この化粧品を塗るだけで終了します。

コラム～更にハイドロキノン・トレチノイン酸について詳しく知りたい方へ～

ハイドロキノンには非常に強力な漂白作用があります。これは、ハイドロキノンにメラニン色素を合成する酵素(チロジナーゼ)の働きを弱める作用があるからです。
これにより、色素沈着・の黒ずみを薄くします。ハイドロキノンは単独では皮膚に浸透しにくいため効果を発揮することができません。
そのため、古い角質をはがす効果のあるトレチノインと併用します。

トレチノイン酸はビタミンAの誘導体で、古い角質をはがし、皮膚のターンオーバーを短縮させます。
表皮の深層で誕生した細胞は通常約4週間かけて皮膚の表面まで移動して、最後は角質となって剥がれ落ちます。
このサイクルを皮膚のターンオーバーといいます。皮膚のターンオーバーのサイクルが遅くなると角質がたまり黒ずみの原因になります。
トレチノイン酸は通常4週間のこの皮膚のターンオーバーを2週間に短縮させることで、皮膚の黒ずみを改善し、角質をはがす効果でハイドロキノンが浸潤するのを助けます。
セルファーマHQスティックは黒ずみ治療に欠かせないこの2種類の薬が含まれておりますので、効果的に黒ずみが薄くなるのです。

当院で可能なその他の黒ずみ治療

当院ではセルファーマHQスティックのほかにも、レーザートーニング、ビタミンイオン導入、トラネキサム酸(内服薬)などのより積極的な治療も可能です。
詳細は「色素沈着治療」をご参照ください。

Contents

• 美肌治療のポイント
• くすみ治療
• 黒ずみ治療
• 赤ら顔治療
• ビタミンイオン
• ダーマローラー・ダーマペン
• フラクショナルレーザー